左：そね美
・２３歳
・知り合いのカフェ手伝い
・猿渡さんの彼女
・金髪
・肌は地黒
・本名 牛久蘇音美
・得意料理 ビーフストロガノフ
・下戸


―――


２人のアパートにて
昼すぎ
(そ…そね美、猿…猿渡さん)




そ「あーおはよう」

猿「ん…おう。いま何時？」

そ「いいともやってるよ」

猿「そんな時間か」

そ「テレフォンショッキング今日松岡修造だったよ」

猿「あーそれでなんか夢がうるせー感じだったのか」

そ「あれうなされてたのか(笑)超笑ってんなーって思って見てた」

猿「おま…！話しかけたりしてねーだろーな」

そ「なんで？」

猿「寝てる奴に話しかけて、そこで何回か会話しちゃうと、そいつは二度と夢ん中から抜け出せなくなんだよ！」

そ「へぇ、そうなんだ」

猿「やってないよな！？」

そ「だっててっちゃん起きてんじゃん」
(※猿渡さんの名前は「敵也」)

猿「…ああ、そうか」

そ「でもなんかねー、なんか分かんないけど寝言は言ってた。もうちょっとはっきりしゃべってたら話しかけてたわ」

猿「あぶね！おま、それぜってーやんなよそれ！」

そ「分かった分かった」

猿「あー…なんかもう修造のせいで寝不足だわ」

そ「たかだか５分くらいじゃん(笑)あ、ごはんは？食べる？昨日のカレーの残りだけど」

猿「食う。もう食った？」

そ「んーん、私もさっき起きたとこだし」

猿「じゃ食うか」

そ「うん、準備する」




そ「てっちゃん布団から出なよ」

猿「うるせーな。疲れてるしさみーんだよ」

そ「だからエアコン点けたらいいじゃん」

猿「だからエアコンは気持ち悪くなるからやだっつってんだろ」

そ「そんなこと言ってまた１時間くらいぬくぬくやってんでしょ」

猿「いいだろ別に今日は休みなんだからよ」

そ「そうだけど、じゃあごはんの時くらいちゃんと出てよ」

猿「あーはいはい」

そ「あとてっちゃんは休みかもしんないけど、私は今日夕方から友達と約束あるって言ったでしょ」

猿「だから何だよ」

そ「だから、明日は２人とも仕事だから、今日はちょっとでも一緒にいれるでしょ」

猿「だからいるだろーがよ今。つーか何の話だよこれ」

そ「もう分かんないけど。とにかく布団から出てよ」

猿「分かったようるせーな。うわさっみぃ…」

そ「私も寒いんだけど」

猿「んだよ…。じゃあもう点けろよエアコン」

そ「いーよ別に」

猿「んだよ」



ピッ



そ「え？」

猿「さみーんだよ」

そ「…うん」

猿「あ？」

そ「んーん」




そ「はいできたよ」

猿「おう」


そ「いただきます」

猿「いたーす」

そ「このカレーさ、もうちょっと辛くした方が体あったまる気がしない？」

猿「しない」

そ「あそう」