2010/03/03 03:35:55
可児くんのアパート、「コーポ・リベンジ」にて。
漫画を読みながら一杯やっている可児くんと臼井。
臼「やっぱハイボールうまいっすね~」
可「…おまえ、これ濃すぎだよ」
臼「なに言ってんすかー、ちょうどいいでしょこれ」
可「濃い。いらん。やる」
臼「えー」
可「シャンディガフにする」
臼「先輩いっつもそれじゃないすか」
可「別にいいじゃん好きなんだから」
臼「金麦とカナダドライの組み合わせがすか?」
可「うまいだろ」
臼「いやーどうすかね……てか先輩ジンジャーエール入れすぎっすよ!それシャンディガフじゃなくて、もはやジンジャーエールじゃないすか!いや、金麦って発泡酒だから、例え正しい比率で割ったとしても、そもそもがシャンディガフじゃないじゃないすか!なにやってんすか先輩!先輩なにやってんすか!」
可「やいやいうるせーな、黙って幽白読んでろ」
臼「…いや、幽白もう20回目くらいなんすよね読むの。いい加減飽きた…や、飽きてはいないすけど、もうちょっと他のも読みたいなーと。戸愚呂が120%になっても、さすがにもう驚きませんわ」
可「じゃハンターハンター読め」
臼「それも15回は読んだかな」
可「レベルEは」
臼「…も、10回強は」
可「何度でも読めよ」
臼「他にないんすか」
可「ない」
臼「なんで冨樫しかないんだよー!……ってつっこむのも7・8回目くらいすね。でもあえてまた言おう!なんで冨樫しかないんだよー!」
可「いいじゃん好きなんだから」
臼「先輩ヤンジャンも読んでるんだから、ヤンジャンの漫画も買えばいいでしょ。ガンツとかリアルとか」
可「ヤンジャンは立ち読み派なんだよ。買う気はない」
臼「何のこだわりなんすかー」
可「ていうか臼井、そんなん言うならおまえ家から漫画持ってこいよ」
臼「それはめんどいんで」
可「じゃあ文句言うな。ここはおれん家だぞ」
臼「じゃゲームやりましょ」
可「おまえさ、勉強もしろよちゃんと」
臼「してますよ!家にいる時はたいがい勉強してます」
可「嘘だろ」
臼「まあ、嘘ですけど」
可「うち漫画だけじゃなくて本もあるから読んでいいんだぞ」
臼「いや、本は…」
可「面白いぞ東野圭吾とか」
臼「はー、インテリっすね」
可「敬遠しすぎだろ」
臼「それよか先輩」
可「話そらすなよ」
臼「恋してますか?」
可「急だな」
臼「あのね、俺にとってここは、唯一の憩いの場なんですよ。めんどいことを全部忘れられる、大事な大事な場所なんです」
可「勝手」
臼「でも、事実なんすよ。だからできれば勉強の話とかしたくないんすよね。本とかどうでもいいんす。酒と漫画とゲームさえあればおれはそれでいいんす」
可「ダメ人間」
臼「ね、そういう風に言うでしょ?じゃあ分かりましたよと。漫画とゲームは、今日はいいですよと。文句言いませんよと。それなら、とね。それならあとすることと言えば、もう恋バナしかないでしょう」
可「女子か」
臼「だって楽しいじゃないすか」
可「でも話すことなんてなんもないよ」
臼「あるでしょー?ほら、栗原さん」
可「…よくそんなん覚えてるな」
臼「当たり前でしょー。かわいい子は忘れないっすよ!で?どうなってるんすか?」
可「どうなってると思ってんだよ」
臼「なんもないんすか?」
可「ないよ。こないだ店来たけど」
臼「あるじゃないですかそういう話が!」
可「店来ただけだぞ?」
臼「えー。話したんすか?」
可「仕事だからな」
臼「え?もしかして、先輩が切ったんすか?あの栗毛を」
可「そうだけど栗毛って言うなよ」
臼「ほらー!やっぱり話しただけじゃなくて髪の毛も触ってんじゃないすか!やることやっちゃってんじゃないすかー!」
可「仕事だぞ」
臼「それでグッときちゃったんじゃないすか~?」
可「あほか」
臼「だって、俺やっぱりあの子先輩の元カノさんに似てると思うんすよね」
可「だったらなんなんだよ」
臼「……先輩、まだ引きずってんすか」
可「過去は過去だろ」
臼「……」
可「……」
臼「…いや、あのほら、栗原さんみたいな子とかどうすか?的なね。推薦っていうか。いや俺あの子と知り合いでもなんでもないですけどね。…なんすけど、なんか、そういうのないより、あった方が楽しいっていうか。だからその、あーのー、えーと」
可「ボンバーマンやるぞ」
臼「え?」
可「ボンバーマンやるぞ」
臼「いや、でも」
可「いいから」
臼「あ、はい」
漫画を読みながら一杯やっている可児くんと臼井。
臼「やっぱハイボールうまいっすね~」
可「…おまえ、これ濃すぎだよ」
臼「なに言ってんすかー、ちょうどいいでしょこれ」
可「濃い。いらん。やる」
臼「えー」
可「シャンディガフにする」
臼「先輩いっつもそれじゃないすか」
可「別にいいじゃん好きなんだから」
臼「金麦とカナダドライの組み合わせがすか?」
可「うまいだろ」
臼「いやーどうすかね……てか先輩ジンジャーエール入れすぎっすよ!それシャンディガフじゃなくて、もはやジンジャーエールじゃないすか!いや、金麦って発泡酒だから、例え正しい比率で割ったとしても、そもそもがシャンディガフじゃないじゃないすか!なにやってんすか先輩!先輩なにやってんすか!」
可「やいやいうるせーな、黙って幽白読んでろ」
臼「…いや、幽白もう20回目くらいなんすよね読むの。いい加減飽きた…や、飽きてはいないすけど、もうちょっと他のも読みたいなーと。戸愚呂が120%になっても、さすがにもう驚きませんわ」
可「じゃハンターハンター読め」
臼「それも15回は読んだかな」
可「レベルEは」
臼「…も、10回強は」
可「何度でも読めよ」
臼「他にないんすか」
可「ない」
臼「なんで冨樫しかないんだよー!……ってつっこむのも7・8回目くらいすね。でもあえてまた言おう!なんで冨樫しかないんだよー!」
可「いいじゃん好きなんだから」
臼「先輩ヤンジャンも読んでるんだから、ヤンジャンの漫画も買えばいいでしょ。ガンツとかリアルとか」
可「ヤンジャンは立ち読み派なんだよ。買う気はない」
臼「何のこだわりなんすかー」
可「ていうか臼井、そんなん言うならおまえ家から漫画持ってこいよ」
臼「それはめんどいんで」
可「じゃあ文句言うな。ここはおれん家だぞ」
臼「じゃゲームやりましょ」
可「おまえさ、勉強もしろよちゃんと」
臼「してますよ!家にいる時はたいがい勉強してます」
可「嘘だろ」
臼「まあ、嘘ですけど」
可「うち漫画だけじゃなくて本もあるから読んでいいんだぞ」
臼「いや、本は…」
可「面白いぞ東野圭吾とか」
臼「はー、インテリっすね」
可「敬遠しすぎだろ」
臼「それよか先輩」
可「話そらすなよ」
臼「恋してますか?」
可「急だな」
臼「あのね、俺にとってここは、唯一の憩いの場なんですよ。めんどいことを全部忘れられる、大事な大事な場所なんです」
可「勝手」
臼「でも、事実なんすよ。だからできれば勉強の話とかしたくないんすよね。本とかどうでもいいんす。酒と漫画とゲームさえあればおれはそれでいいんす」
可「ダメ人間」
臼「ね、そういう風に言うでしょ?じゃあ分かりましたよと。漫画とゲームは、今日はいいですよと。文句言いませんよと。それなら、とね。それならあとすることと言えば、もう恋バナしかないでしょう」
可「女子か」
臼「だって楽しいじゃないすか」
可「でも話すことなんてなんもないよ」
臼「あるでしょー?ほら、栗原さん」
可「…よくそんなん覚えてるな」
臼「当たり前でしょー。かわいい子は忘れないっすよ!で?どうなってるんすか?」
可「どうなってると思ってんだよ」
臼「なんもないんすか?」
可「ないよ。こないだ店来たけど」
臼「あるじゃないですかそういう話が!」
可「店来ただけだぞ?」
臼「えー。話したんすか?」
可「仕事だからな」
臼「え?もしかして、先輩が切ったんすか?あの栗毛を」
可「そうだけど栗毛って言うなよ」
臼「ほらー!やっぱり話しただけじゃなくて髪の毛も触ってんじゃないすか!やることやっちゃってんじゃないすかー!」
可「仕事だぞ」
臼「それでグッときちゃったんじゃないすか~?」
可「あほか」
臼「だって、俺やっぱりあの子先輩の元カノさんに似てると思うんすよね」
可「だったらなんなんだよ」
臼「……先輩、まだ引きずってんすか」
可「過去は過去だろ」
臼「……」
可「……」
臼「…いや、あのほら、栗原さんみたいな子とかどうすか?的なね。推薦っていうか。いや俺あの子と知り合いでもなんでもないですけどね。…なんすけど、なんか、そういうのないより、あった方が楽しいっていうか。だからその、あーのー、えーと」
可「ボンバーマンやるぞ」
臼「え?」
可「ボンバーマンやるぞ」
臼「いや、でも」
可「いいから」
臼「あ、はい」
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