2009/11/13 01:16:26
美容院にて
営業中、客なし
蜂「なんか最近ずっとヒマだね」
可「そうスね」
蜂「13時から店長入ってるんでしょ?ぶっちゃけいなくてもよくない?(笑)」
可「まあそうスかね」
蜂「こないだ二子玉川が昼のタイミングで一人になった時、何もすることなかったらしいよ」
可「DSやってたんスかね」
蜂「やってそー!あいつ今さら脳トレにハマってるらしいからね。え、ドラクエやんないんだー、って」
可「RPGはやり始めると止まらないからって言ってました」
蜂「まぁ確かに。てか、この最近の客の来なさはひどいよやっぱ。誰かリストラされんじゃない?木根さんとかやばそうだよね、あの人仕事できないし(笑)」
可「いや、まあ」
蜂「じゃああたしはいつものようにビラ配りに行ってきますわ。今日天気いいしね、散歩がてら」
可「そうスか」
栗原、来店
蜂「あ、いらっしゃいませー」
可「いらっしゃいませ」
栗「あ…!どうも」
蜂「当店のカードはお持ちですか?」
栗「あ、はい。あ、これで」
蜂「ありがとうございます。栗原様で。今日はどうなさいますか?」
栗「あ、えと、カットで」
蜂「カットで。シャンプーはどうされますか?」
栗「えと、してください」
蜂「かしこまりました。美容師のご指名はございますでしょうか?」
栗「えっ?あ…!えと、あ、いえ特には…」
蜂「そうですか。…じゃごめん可児くん、頼んでいい?」
可「いいスよ」
蜂「そ。ではこちらの可児が担当いたしますので」
栗「え!あ、はいっ……(カニさんってゆうんだ…)」
蜂「じゃ行ってくるね」
可「はい」
蜂須賀、ビラ配りへ
可「可児ス」
栗「あ、く、栗原です!」
可「あ、はい」
栗「……」
可「……」
可「あ、じゃあこちらへ」
栗「あハイ!(どきどき)」
可「どんな感じにしますか?」
栗「あ、えと、あの、」
可「あ、なんか見ますか?カタログかなんか」
栗「あ、いえ!あの、このまま短くする感じで…」
可「あー、えーと、はい」
栗「あ…!ご、ごめんなさい!分かりづらいですね!」
可「あ、いや。あ。ん?あ。あー、そうか」
栗「えっ?」
可「あの、コンビニで働いてますか?」
栗「え!?あハイ!」
可「あ、そうスよね。いや、すません、はい、分かりました、大丈夫っス」
栗「え、え、」
可「あ、いや、見たことあるんで、あの、」
栗「あ、あ!はい、そそそうですよね!わあなんか、ありがとうございます!」
可「あ、いえ。イメージはなんとなく分かったんで」
栗「じゃあその感じでお願いします!」
可「はい」
栗(わー覚えててくれてた〓でも見ただけじゃなくて、ちゃんとしゃべったのに〓!)
可児、チョキチョキ
栗原、ドキドキ
栗「……」
可「……」
栗「あ、あの」
可「はい」
栗「か、カニさんは、蟹さんですか?」
可「え?」
栗「あーごめんなさいそうじゃなくて!カニさんのカニって、蟹ですか?あの、タラバ蟹とか、えっとあと、あのタラバ蟹とか、あ!ズワイ蟹とかの」
可「あ、いや、可能の可に、幼児の児っス」
栗「可能の可に、幼児の……あ、はい分かりました。可児さん。あ、へえ珍しいですね」
可「え、そうスか」
栗「あ、ごめんなさい珍しくないですか!ごめんなさい変なこと聞いて!」
可「いや、全然」
栗(あああああ〓最悪〓)
可「……」
栗「……」
可「こんなんでいいスかね?」
栗「あ!す、素敵です!ありがとうございます!」
可「大丈夫スか。じゃ、シャンプー台へどうぞ」
栗「あハイ!」
可「お湯加減大丈夫スか」
栗「だ、大丈夫っす!」
可「かゆいとことかないスか」
栗「ないっす!」
可「……」
栗「……」
可「あ、じゃあまた戻っていただいて。乾かしますんで」
栗「あっハイ!」
バーーーー
栗(あったかい……)
可「こんな感じでセットしときましたけど」
栗「素敵っす!」
可「じゃあまあこんな感じでいいスかね」
栗「いいっす!」
可「ありがとうございました」
栗「はいっす!」
栗原、メールカチカチ
栗『聞いて聞いて〓さっき美容院行ったらあの赤い髪の人に髪切ってもらっちった〓可児さんってゆうんだよー〓でねでね、こないだコンビニで会ったこと覚えてくれてて、またまた感動っす〓〓あーでも連絡先は聞けなかった〓図々しいかなっと思ってさぁ…。でもまた行ってまたチャレンジするっす〓』
営業中、客なし
蜂「なんか最近ずっとヒマだね」
可「そうスね」
蜂「13時から店長入ってるんでしょ?ぶっちゃけいなくてもよくない?(笑)」
可「まあそうスかね」
蜂「こないだ二子玉川が昼のタイミングで一人になった時、何もすることなかったらしいよ」
可「DSやってたんスかね」
蜂「やってそー!あいつ今さら脳トレにハマってるらしいからね。え、ドラクエやんないんだー、って」
可「RPGはやり始めると止まらないからって言ってました」
蜂「まぁ確かに。てか、この最近の客の来なさはひどいよやっぱ。誰かリストラされんじゃない?木根さんとかやばそうだよね、あの人仕事できないし(笑)」
可「いや、まあ」
蜂「じゃああたしはいつものようにビラ配りに行ってきますわ。今日天気いいしね、散歩がてら」
可「そうスか」
栗原、来店
蜂「あ、いらっしゃいませー」
可「いらっしゃいませ」
栗「あ…!どうも」
蜂「当店のカードはお持ちですか?」
栗「あ、はい。あ、これで」
蜂「ありがとうございます。栗原様で。今日はどうなさいますか?」
栗「あ、えと、カットで」
蜂「カットで。シャンプーはどうされますか?」
栗「えと、してください」
蜂「かしこまりました。美容師のご指名はございますでしょうか?」
栗「えっ?あ…!えと、あ、いえ特には…」
蜂「そうですか。…じゃごめん可児くん、頼んでいい?」
可「いいスよ」
蜂「そ。ではこちらの可児が担当いたしますので」
栗「え!あ、はいっ……(カニさんってゆうんだ…)」
蜂「じゃ行ってくるね」
可「はい」
蜂須賀、ビラ配りへ
可「可児ス」
栗「あ、く、栗原です!」
可「あ、はい」
栗「……」
可「……」
可「あ、じゃあこちらへ」
栗「あハイ!(どきどき)」
可「どんな感じにしますか?」
栗「あ、えと、あの、」
可「あ、なんか見ますか?カタログかなんか」
栗「あ、いえ!あの、このまま短くする感じで…」
可「あー、えーと、はい」
栗「あ…!ご、ごめんなさい!分かりづらいですね!」
可「あ、いや。あ。ん?あ。あー、そうか」
栗「えっ?」
可「あの、コンビニで働いてますか?」
栗「え!?あハイ!」
可「あ、そうスよね。いや、すません、はい、分かりました、大丈夫っス」
栗「え、え、」
可「あ、いや、見たことあるんで、あの、」
栗「あ、あ!はい、そそそうですよね!わあなんか、ありがとうございます!」
可「あ、いえ。イメージはなんとなく分かったんで」
栗「じゃあその感じでお願いします!」
可「はい」
栗(わー覚えててくれてた〓でも見ただけじゃなくて、ちゃんとしゃべったのに〓!)
可児、チョキチョキ
栗原、ドキドキ
栗「……」
可「……」
栗「あ、あの」
可「はい」
栗「か、カニさんは、蟹さんですか?」
可「え?」
栗「あーごめんなさいそうじゃなくて!カニさんのカニって、蟹ですか?あの、タラバ蟹とか、えっとあと、あのタラバ蟹とか、あ!ズワイ蟹とかの」
可「あ、いや、可能の可に、幼児の児っス」
栗「可能の可に、幼児の……あ、はい分かりました。可児さん。あ、へえ珍しいですね」
可「え、そうスか」
栗「あ、ごめんなさい珍しくないですか!ごめんなさい変なこと聞いて!」
可「いや、全然」
栗(あああああ〓最悪〓)
可「……」
栗「……」
可「こんなんでいいスかね?」
栗「あ!す、素敵です!ありがとうございます!」
可「大丈夫スか。じゃ、シャンプー台へどうぞ」
栗「あハイ!」
可「お湯加減大丈夫スか」
栗「だ、大丈夫っす!」
可「かゆいとことかないスか」
栗「ないっす!」
可「……」
栗「……」
可「あ、じゃあまた戻っていただいて。乾かしますんで」
栗「あっハイ!」
バーーーー
栗(あったかい……)
可「こんな感じでセットしときましたけど」
栗「素敵っす!」
可「じゃあまあこんな感じでいいスかね」
栗「いいっす!」
可「ありがとうございました」
栗「はいっす!」
栗原、メールカチカチ
栗『聞いて聞いて〓さっき美容院行ったらあの赤い髪の人に髪切ってもらっちった〓可児さんってゆうんだよー〓でねでね、こないだコンビニで会ったこと覚えてくれてて、またまた感動っす〓〓あーでも連絡先は聞けなかった〓図々しいかなっと思ってさぁ…。でもまた行ってまたチャレンジするっす〓』
PR