2009/10/29 05:18:25
美容院にて
(可…可児くん、猿…猿渡さん)
可「いらっしゃいませ」
猿「いつもの感じで」
可「はい」
猿「日経エンタテイメントじゃなくてブラックジャックが読みたいわ」
可「そうスか。持ってきます」
猿「つーかこないだもブラックジャック読んでたんだから普通ブラックジャック持ってくるだろ。ほんとカット以外はなんもできねーな可児くんはよ」
可「すません」
猿「まいーや。確か4巻の途中だったから4巻と、あと5巻も」
可「はい」
猿「ブラックジャックおもしれーよな」
可「読んだことないス」
猿「は?店に置いてあんのに?バカだろ」
可「いや仕事終わったら帰るんでいつも」
猿「おまえほんとつまんねー奴だな」
可「いや、はい」
猿「まいーや」
可児、チョキチョキ
猿渡、パラパラ
猿「昨日さ、」
可「はい」
猿「彼女とケンカしたんだわ」
可「そうなんスか」
猿「なんかいっつも泣くんだよあいつ」
可「へえ」
猿「そんで俺も鬼じゃねえから結局いつもめんどいってなって折れんだけどさ、昨日はなんかそれもめんどいってなって、折れずにいたわけよ、したらなんか急に泣くのやめて出てくとか言って出てったんだよ」
可「あー」
猿「で、ここで追うのが普通なのかもしんねーけど、追ったら男としてちっちぇーかなーって思って、まあ俺もイライラしてんのがあったからパチンコ行ったわけよ。したらさ、あーてかさ、ブラックジャックの顔の傷ってなんであるか知ってる?」
可「え?いや」
猿「マジで?おま、読めってマジおもしれーからさ」
可「え、はあ」
猿「はあじゃなくてさ、読めよ」
可「そうスね」
猿「つーかおまえ漫画なに読むの?」
可「ヤンジャンっスね」
猿「お、じゃあタフ読んでっか?タフ」
可「いや、タフは飛ばします」
猿「なんでだよ!ヤンジャンっつったらタフぐらいしか読むもんねーだろ!」
可「いやガンツとか」
猿「ガンツとか!オタク漫画じゃねーかよ。マジか、おま、やっぱそういうとこあんのな。あれだろ、グラビアとかめっちゃ見るタイプだろ」
可「めっちゃっていうか、まあ普通スね」
猿「なんだよ普通って。したら俺も普通に見てるっつーの。でもあれだよな、グラビアの女ってああやって笑顔ふりまいて、裏でなに考えてっかわかんねーよな実際」
可「あー、そうスか?」
猿「あ、だから違うんだって、で彼女がさ、俺がパチンコしてたら電話かけてきて、なんで家にいないのとかほざくわけ。結局ほらそうやって帰ってくるのな。だったらはじめっから出てくとか言うなって話でよ。何考えてんのかわかんねーよほんと。なぁ?」
可「そうスね」
猿「まーおまえは彼女いないからわかんねーか」
可「まあそうスね」
猿「あ、もうちょい襟足短めでたのむわ」
可「あ、はい」
猿「なんか寒くなると逆にさっぱりしたくなるわ」
可「ああ」
可「あの」
猿「ん?」
可「べしゃり暮らしも読みますね」
猿「あ?」
可「あの、ヤンジャン」
猿「え?あー、その話か。べしゃり暮らしって、森田まさのりの漫才のやつか」
可「はい」
猿「でもあれたまにしか載らねーじゃん。つか森田まさのりだったらろくでなしブルースだろ普通。ろくブルろくブル」
可「読んだことないス」
猿「おま…!マジかー。普通ろくブル読むだろ男子たるものよぉ。マジかーおまえ」
可「すません」
猿「つーかべしゃり暮らし読んでるわりにおまえってべしゃり苦手じゃね?」
可「いや、まあ」
猿「ま、関係ねーかそれは!くっくっく」
可「……」
可「できました」
猿「お、ほーい」
可「4500円です」
猿「へい」
可「500円のお返しです」
猿「へい。あのさ、」
可「はい」
猿「このレジんとこに飴置いてあんじゃん?これ今度から柿の種にしてくんね?あれ好きなんだわ」
可「え、いやー」
猿「んだよいいじゃんよ柿の種くらい」
可「いやー、はい」
猿「じゃたのむわ。あと今度もブラックジャック読むからちゃんと覚えとけよ。5巻の続きからな」
可「はい。ありがとうございました」
猿「おーう」
(可…可児くん、猿…猿渡さん)
可「いらっしゃいませ」
猿「いつもの感じで」
可「はい」
猿「日経エンタテイメントじゃなくてブラックジャックが読みたいわ」
可「そうスか。持ってきます」
猿「つーかこないだもブラックジャック読んでたんだから普通ブラックジャック持ってくるだろ。ほんとカット以外はなんもできねーな可児くんはよ」
可「すません」
猿「まいーや。確か4巻の途中だったから4巻と、あと5巻も」
可「はい」
猿「ブラックジャックおもしれーよな」
可「読んだことないス」
猿「は?店に置いてあんのに?バカだろ」
可「いや仕事終わったら帰るんでいつも」
猿「おまえほんとつまんねー奴だな」
可「いや、はい」
猿「まいーや」
可児、チョキチョキ
猿渡、パラパラ
猿「昨日さ、」
可「はい」
猿「彼女とケンカしたんだわ」
可「そうなんスか」
猿「なんかいっつも泣くんだよあいつ」
可「へえ」
猿「そんで俺も鬼じゃねえから結局いつもめんどいってなって折れんだけどさ、昨日はなんかそれもめんどいってなって、折れずにいたわけよ、したらなんか急に泣くのやめて出てくとか言って出てったんだよ」
可「あー」
猿「で、ここで追うのが普通なのかもしんねーけど、追ったら男としてちっちぇーかなーって思って、まあ俺もイライラしてんのがあったからパチンコ行ったわけよ。したらさ、あーてかさ、ブラックジャックの顔の傷ってなんであるか知ってる?」
可「え?いや」
猿「マジで?おま、読めってマジおもしれーからさ」
可「え、はあ」
猿「はあじゃなくてさ、読めよ」
可「そうスね」
猿「つーかおまえ漫画なに読むの?」
可「ヤンジャンっスね」
猿「お、じゃあタフ読んでっか?タフ」
可「いや、タフは飛ばします」
猿「なんでだよ!ヤンジャンっつったらタフぐらいしか読むもんねーだろ!」
可「いやガンツとか」
猿「ガンツとか!オタク漫画じゃねーかよ。マジか、おま、やっぱそういうとこあんのな。あれだろ、グラビアとかめっちゃ見るタイプだろ」
可「めっちゃっていうか、まあ普通スね」
猿「なんだよ普通って。したら俺も普通に見てるっつーの。でもあれだよな、グラビアの女ってああやって笑顔ふりまいて、裏でなに考えてっかわかんねーよな実際」
可「あー、そうスか?」
猿「あ、だから違うんだって、で彼女がさ、俺がパチンコしてたら電話かけてきて、なんで家にいないのとかほざくわけ。結局ほらそうやって帰ってくるのな。だったらはじめっから出てくとか言うなって話でよ。何考えてんのかわかんねーよほんと。なぁ?」
可「そうスね」
猿「まーおまえは彼女いないからわかんねーか」
可「まあそうスね」
猿「あ、もうちょい襟足短めでたのむわ」
可「あ、はい」
猿「なんか寒くなると逆にさっぱりしたくなるわ」
可「ああ」
可「あの」
猿「ん?」
可「べしゃり暮らしも読みますね」
猿「あ?」
可「あの、ヤンジャン」
猿「え?あー、その話か。べしゃり暮らしって、森田まさのりの漫才のやつか」
可「はい」
猿「でもあれたまにしか載らねーじゃん。つか森田まさのりだったらろくでなしブルースだろ普通。ろくブルろくブル」
可「読んだことないス」
猿「おま…!マジかー。普通ろくブル読むだろ男子たるものよぉ。マジかーおまえ」
可「すません」
猿「つーかべしゃり暮らし読んでるわりにおまえってべしゃり苦手じゃね?」
可「いや、まあ」
猿「ま、関係ねーかそれは!くっくっく」
可「……」
可「できました」
猿「お、ほーい」
可「4500円です」
猿「へい」
可「500円のお返しです」
猿「へい。あのさ、」
可「はい」
猿「このレジんとこに飴置いてあんじゃん?これ今度から柿の種にしてくんね?あれ好きなんだわ」
可「え、いやー」
猿「んだよいいじゃんよ柿の種くらい」
可「いやー、はい」
猿「じゃたのむわ。あと今度もブラックジャック読むからちゃんと覚えとけよ。5巻の続きからな」
可「はい。ありがとうございました」
猿「おーう」
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