2009/11/04 13:49:31
美容院にて
蜂「いらっしゃいませ」
猿「おう。可児くんは?」
蜂「あ、可児は今お昼休憩中ですが」
猿「なにいないの?」
蜂「はい、出てます」
猿「じゃ待つわ」
蜂「はい」
猿「どんくらいで戻るの?」
蜂「そうですね、たった今出たばかりですのであと30分弱くらいでしょうか」
猿「えー30分も待てねーよ、なんとかなんねーの?」
蜂「えっとそうですね、現在他にお客様がいらっしゃらないので、すぐにということでございましたら私が担当できますが」
猿「え?ねーちゃんが?あー、なんだっけ?名前」
蜂「蜂須賀です」
猿「あーハチスカさん。できんの?」
蜂「はい、ご注文にはできるだけお答えしますよ」
猿「注文っつっても、俺いつも可児くんに「いつもの感じ」っていう風にしか言わねーからさ、細かくいろいろ言えねんだけど」
蜂「あー、そう、ですね。あ、でもいつもなんとなくは見てますからできると思いますよ。全体的に短くなさる感じでよろしいですよね?」
猿「いや、全体的に短くっつーわけでもないんだけど。なんつーの?ほら、いつもの感じだよだから。わかんね、言葉で言いづらいわ」
蜂「えーと、そうですね、でしたらやっぱり待っていただいた方がよろしいかもしれませんね」
猿「だよな?俺ハチスカさんだとちょっと不安だわ」
蜂「ごめんなさいねー。では何かお読みになりますか?」
猿「あー。あそーだ、ここの美容院バキ置いてねーよな。バキ置いてよバキ」
蜂「バキ?」
猿「知らねーの?バキだよ。もういいや、読みたくなったら自分で読むから」
蜂「かしこまりました。お時間の方は大丈夫ですか?」
猿「まーちょっと急ぐけど」
蜂「あ、それでしたらいつでも声をかけてくださいね。その時は担当いたしますので」
猿「ん?んー」
蜂(うぜえ!猿渡うぜえ!早く帰ってきて可児くん!)
25分後
蜂(遅いっ!早く帰ってこい可児!つーか客こい!猿渡と2人っきりやだ!)
12分後
可「戻りました。あ」
猿「おせーよ可児くん。すげー待ったわ」
可「すません、いらっしゃいませ」
蜂「(ヒソヒソ)ちょっと遅くない!?」
可「すません」
猿「うわ餃子くせ。おまえ王将行っただろ?」
可「え、あ、はい」
猿「なんでこんな昼時にすげー混む王将行くんだよ」
蜂「(ヒソヒソ)そーだよ!てゆーか美容師が勤務中に餃子食べるとかナメてんの!?そうゆうのちゃんと考えてよ!プロなんだから」
可「すません」
猿「なんかすげー餃子食いたくなったわ。ちょっと彼女にメールするわ」
可「あ、はい」
蜂「(ヒソヒソ)ちょっとこっち来て!……あのさ!確かに今日平日だし予約もないからあんま混まないかもしれないけど、店長いないから1人休憩行ったら店には1人しか残らないことぐらい分かるでしょ?だったらもうちょっと考えてよ」
可「はい、すません。えと、でも店自体は、あの、王将は空いてて」
蜂「え?なによ」
可「なんスけど、途中であの、ゴキブリが出たって騒ぎになって、あ、他のテーブルで」
蜂「え?ああ。え?あ、ああ…」
可「そんで見たかったんでそっちのテーブル行ったんスけど見れなくて。で、そしたらまた出たって騒いで、また行ったんスけどまた見れなくて」
蜂「あ、うん」
可「そういう一連のあれこれがあったんで、ちょっとだけ厨房が止まったんスよ。それでちょっと時間かかって。で、復活して、あの、厨房が。その後やっと餃子来たんス。だから予定より遅くなりました。すません」
蜂「あ。んー。んー?なんか、あんま話がうまくつながってない気もするけど、あーなんか、あー、まー、まいっか。分かりました。ふぅ。なんか、うん、なんか分かったわ」
可「え、なん、あ、すません」
蜂「うん、いいや。じゃ、あたし休憩いってくるね」
可「あ、どうぞ」
猿「おう、たのむわ」
可「あ、はい」
猿「いつもの感じで」
可「はい」
蜂「いらっしゃいませ」
猿「おう。可児くんは?」
蜂「あ、可児は今お昼休憩中ですが」
猿「なにいないの?」
蜂「はい、出てます」
猿「じゃ待つわ」
蜂「はい」
猿「どんくらいで戻るの?」
蜂「そうですね、たった今出たばかりですのであと30分弱くらいでしょうか」
猿「えー30分も待てねーよ、なんとかなんねーの?」
蜂「えっとそうですね、現在他にお客様がいらっしゃらないので、すぐにということでございましたら私が担当できますが」
猿「え?ねーちゃんが?あー、なんだっけ?名前」
蜂「蜂須賀です」
猿「あーハチスカさん。できんの?」
蜂「はい、ご注文にはできるだけお答えしますよ」
猿「注文っつっても、俺いつも可児くんに「いつもの感じ」っていう風にしか言わねーからさ、細かくいろいろ言えねんだけど」
蜂「あー、そう、ですね。あ、でもいつもなんとなくは見てますからできると思いますよ。全体的に短くなさる感じでよろしいですよね?」
猿「いや、全体的に短くっつーわけでもないんだけど。なんつーの?ほら、いつもの感じだよだから。わかんね、言葉で言いづらいわ」
蜂「えーと、そうですね、でしたらやっぱり待っていただいた方がよろしいかもしれませんね」
猿「だよな?俺ハチスカさんだとちょっと不安だわ」
蜂「ごめんなさいねー。では何かお読みになりますか?」
猿「あー。あそーだ、ここの美容院バキ置いてねーよな。バキ置いてよバキ」
蜂「バキ?」
猿「知らねーの?バキだよ。もういいや、読みたくなったら自分で読むから」
蜂「かしこまりました。お時間の方は大丈夫ですか?」
猿「まーちょっと急ぐけど」
蜂「あ、それでしたらいつでも声をかけてくださいね。その時は担当いたしますので」
猿「ん?んー」
蜂(うぜえ!猿渡うぜえ!早く帰ってきて可児くん!)
25分後
蜂(遅いっ!早く帰ってこい可児!つーか客こい!猿渡と2人っきりやだ!)
12分後
可「戻りました。あ」
猿「おせーよ可児くん。すげー待ったわ」
可「すません、いらっしゃいませ」
蜂「(ヒソヒソ)ちょっと遅くない!?」
可「すません」
猿「うわ餃子くせ。おまえ王将行っただろ?」
可「え、あ、はい」
猿「なんでこんな昼時にすげー混む王将行くんだよ」
蜂「(ヒソヒソ)そーだよ!てゆーか美容師が勤務中に餃子食べるとかナメてんの!?そうゆうのちゃんと考えてよ!プロなんだから」
可「すません」
猿「なんかすげー餃子食いたくなったわ。ちょっと彼女にメールするわ」
可「あ、はい」
蜂「(ヒソヒソ)ちょっとこっち来て!……あのさ!確かに今日平日だし予約もないからあんま混まないかもしれないけど、店長いないから1人休憩行ったら店には1人しか残らないことぐらい分かるでしょ?だったらもうちょっと考えてよ」
可「はい、すません。えと、でも店自体は、あの、王将は空いてて」
蜂「え?なによ」
可「なんスけど、途中であの、ゴキブリが出たって騒ぎになって、あ、他のテーブルで」
蜂「え?ああ。え?あ、ああ…」
可「そんで見たかったんでそっちのテーブル行ったんスけど見れなくて。で、そしたらまた出たって騒いで、また行ったんスけどまた見れなくて」
蜂「あ、うん」
可「そういう一連のあれこれがあったんで、ちょっとだけ厨房が止まったんスよ。それでちょっと時間かかって。で、復活して、あの、厨房が。その後やっと餃子来たんス。だから予定より遅くなりました。すません」
蜂「あ。んー。んー?なんか、あんま話がうまくつながってない気もするけど、あーなんか、あー、まー、まいっか。分かりました。ふぅ。なんか、うん、なんか分かったわ」
可「え、なん、あ、すません」
蜂「うん、いいや。じゃ、あたし休憩いってくるね」
可「あ、どうぞ」
猿「おう、たのむわ」
可「あ、はい」
猿「いつもの感じで」
可「はい」
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