2009/11/01 00:12:48
美容院にて
開店前
蜂「聞いてよ昨日さー、アレ出たのよ」
可「え、アレって」
蜂「だからアレよアレ」
可「え、なんスか」
蜂「あーもー声に出して言いたくない。分かるでしょ?」
可「霊スか」
蜂「違う違う、それだったら霊って言うでしょ。じゃなくてアレ、つまり、ほらあの、G的なやつよ」
可「あゴキブリっスか」
蜂「そーよ!アレって言ったらそいつしかいないでしょ普通」
可「いや、そうスか」
蜂「そうだよー!なんかさ、こう言うとあたしが全く片付けられない女みたいに思われるかもしんないけど、むしろ逆。あたしすっごい几帳面っていうか、潔癖だからさ、もう常に部屋の中整頓できてないと気が済まないわけよ。なのによ!出たのよ!意味わかんなくない?これじゃあたしなんのためにキレイにしてんのかわかんないじゃん」
可「はあ」
蜂「絶対さー、同じ階のどっかの部屋のヤツが汚くしてるんだよ。それでうちの階、てかマンション中に蔓延しちゃってんだよ」
可「いや、そうスか」
蜂「だってさ、これだいぶ前だけど、朝ゴミ捨てに行ったら、誰かが捨てたゴミ袋の中から出てきたもん!しかもでかいのちっちゃいの合わせて5匹はいた!もー最悪!ああ思い出しただけで吐き気がする」
可「そんな気持ち悪いスか」
蜂「キモいよー!可児くん平気なタイプ?まー男の子だもんね」
可「いや、見たことないス」
蜂「……え?」
可「ゴキブリって見たことないんスよ」
蜂「え?ちょ、なに?マジで言ってんの?」
可「はい」
蜂「え?え、え、え?えぇー!?ウソでしょゴキブリぐらい見たことあるでしょ20年以上生きてきてるんだから!あ、あたし今ゴキブリって思わず言っちゃったけど、まいいや、だってさあいつら、あたしらより何万年?何十万とか、むしろ億?年前から生きてきてるわけだから一回も遭遇しないとかありえないって!」
可「まあそうなんスけど。残念ながら見たことないんス」
蜂「むしろラッキーでしょそれ!えー、でもウソウソ!実家とかでも出たことないの?」
可「いや出たことはあるらしいんスけど、たまたまおれが家にいない時とかに出たみたいで、後から、はい話聞いたりして知りました」
蜂「え、じゃあどういう形してるとかも知らないわけ?」
可「いや、テレビとかでは見たことあるんで」
蜂「あそう。でも実物は目にしたことがないと」
可「はい、だからテレビで初めて見るまではツチノコ的なもんだと思ってました」
蜂「いや、確実に存在してるから奴らは!」
可「そうなんスよね。だから一回実際に見てみたいんス」
蜂「まあ見ても全然嬉しいもんじゃないけど、なんかごめん、なんか知んないけど、可児くんかわいそー(笑)」
可「おれゴキブリに嫌われてるんスかね」
蜂「えーなにそれ、ほんとにそうだったらかわいそー(笑)いややっぱラッキーだわ。や違うか。んー、あーわかんない、なんか複雑だね」
可「いや、普通に見たいスよ」
蜂「変なの(笑)」
蜂「きゃ、ゴキブリ!」
可「どこスか!?」
蜂「うっそー(笑)」
可「……」
蜂「あはは。さ、がんばろ」
可「……はい」
開店前
蜂「聞いてよ昨日さー、アレ出たのよ」
可「え、アレって」
蜂「だからアレよアレ」
可「え、なんスか」
蜂「あーもー声に出して言いたくない。分かるでしょ?」
可「霊スか」
蜂「違う違う、それだったら霊って言うでしょ。じゃなくてアレ、つまり、ほらあの、G的なやつよ」
可「あゴキブリっスか」
蜂「そーよ!アレって言ったらそいつしかいないでしょ普通」
可「いや、そうスか」
蜂「そうだよー!なんかさ、こう言うとあたしが全く片付けられない女みたいに思われるかもしんないけど、むしろ逆。あたしすっごい几帳面っていうか、潔癖だからさ、もう常に部屋の中整頓できてないと気が済まないわけよ。なのによ!出たのよ!意味わかんなくない?これじゃあたしなんのためにキレイにしてんのかわかんないじゃん」
可「はあ」
蜂「絶対さー、同じ階のどっかの部屋のヤツが汚くしてるんだよ。それでうちの階、てかマンション中に蔓延しちゃってんだよ」
可「いや、そうスか」
蜂「だってさ、これだいぶ前だけど、朝ゴミ捨てに行ったら、誰かが捨てたゴミ袋の中から出てきたもん!しかもでかいのちっちゃいの合わせて5匹はいた!もー最悪!ああ思い出しただけで吐き気がする」
可「そんな気持ち悪いスか」
蜂「キモいよー!可児くん平気なタイプ?まー男の子だもんね」
可「いや、見たことないス」
蜂「……え?」
可「ゴキブリって見たことないんスよ」
蜂「え?ちょ、なに?マジで言ってんの?」
可「はい」
蜂「え?え、え、え?えぇー!?ウソでしょゴキブリぐらい見たことあるでしょ20年以上生きてきてるんだから!あ、あたし今ゴキブリって思わず言っちゃったけど、まいいや、だってさあいつら、あたしらより何万年?何十万とか、むしろ億?年前から生きてきてるわけだから一回も遭遇しないとかありえないって!」
可「まあそうなんスけど。残念ながら見たことないんス」
蜂「むしろラッキーでしょそれ!えー、でもウソウソ!実家とかでも出たことないの?」
可「いや出たことはあるらしいんスけど、たまたまおれが家にいない時とかに出たみたいで、後から、はい話聞いたりして知りました」
蜂「え、じゃあどういう形してるとかも知らないわけ?」
可「いや、テレビとかでは見たことあるんで」
蜂「あそう。でも実物は目にしたことがないと」
可「はい、だからテレビで初めて見るまではツチノコ的なもんだと思ってました」
蜂「いや、確実に存在してるから奴らは!」
可「そうなんスよね。だから一回実際に見てみたいんス」
蜂「まあ見ても全然嬉しいもんじゃないけど、なんかごめん、なんか知んないけど、可児くんかわいそー(笑)」
可「おれゴキブリに嫌われてるんスかね」
蜂「えーなにそれ、ほんとにそうだったらかわいそー(笑)いややっぱラッキーだわ。や違うか。んー、あーわかんない、なんか複雑だね」
可「いや、普通に見たいスよ」
蜂「変なの(笑)」
蜂「きゃ、ゴキブリ!」
可「どこスか!?」
蜂「うっそー(笑)」
可「……」
蜂「あはは。さ、がんばろ」
可「……はい」
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